October 28, 2011

AK、10.28.11 - 11.10.11 VOICES from TOHOKU

VOICES from TOHOKU ”歌手AKが届ける東北の今と、子どもたちの声” 10月17日(月)NYでのAKトークイベント、レポート

3月11日東日本大震災から半年以上が過ぎました、、、。
NYという離れた場所にいて、日本支援のJP GIRLS NYCを立ち上げ、
これまで7回のイベントで400万くらいを被災地に届けることができました。
たくさんの方々のご協力のおかげです。ありがとうございます。

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夏にBody & Soul Live in Tokyoでの私自身のコンサートが
日本東京であったことから、震災後初めて帰国しました。
このコンサートは6000人とか集まる野外のイベントだったので、
東京の女の子友達にも声をかけ、JP GIRLS TOKYOを立ち上げ、
コンサート会場で募金を募り、50万くらいが集まりました。
みんなありがとう!
このコンサートの後、震災後初めて被災地、宮城県と福島県を2週間にわたり訪れました。
半年後とは思えない今も壊滅的な日本の姿に言葉を失うばかりでした、、、。

02_ak_in_minami_sanriku

今後どんなサポートができ、必要とされているのか。
私が被災地を訪れた最大の理由は、この部分を把握するためでした。
そのため、壊滅的なエリアの視察、そして、たくさんの被災地の方々のお話をお聞きしました。
そして、自分にできることとして、
保育園、児童館での5つのコンサートを通じて子供達に歌と楽器を届けました。
集まった50万の一部で子供達に楽器を届けることができました!
みんな本当にありがとう!!!とっても感謝しています。
短くまとめたブログがありますので、ご覧ください。(Backボタンで8/31/11のメッセージへ)
AK Official EMI Site: http://www.emimusic.jp/ak/message/index_j.htm

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この被災地訪問の体験を通して、10月17日NYで報告会としてAKトークイベントを行いました。
VOICES from TOHOKU 6 Months Later ”歌手AKが届ける東北の今と、子どもたちの声”。
イベントにご参加くださった方、
そして、参加いただけなかった方も、応援してくださり、本当にどうもありがとうございました。

05_voicefromtohoku

半年以上過ぎ、月曜日という難しい状況だったにも関わらず、皆様のあたたかいご協力により、
80名以上のご参加をいただけ、イベントは大成功となり、$1124が集まりました。
この収益100%は、震災で親を亡くした子供達を支える、
東日本大震災ふくしまこども寄附金、
東日本大震災みやぎこども育英募金へ送らせていただきます。
皆さんのあたたかいご協力に、あらためてお礼申し上げます。

東日本大震災ふくしまこども寄附金
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet;jsessionid=BCC5F9CC70EF98DD31129998F155E2B5?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=25125
日本大震災みやぎこども育英募金
http://www.pref.miyagi.jp/kosodate//01kosodate/kihukouza/kihukouza.htm

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10月17日のAKトークイベントの内容は、こんな感じでした。
福島相馬のみなと保育園児からコンサートの日にプレゼントしていただいた絵は、
しっかりNYに届きました!みなと保育園のみなさんありがとう!

JPGのfacebookに報告&当日の写真がアップされています!
もちろん会場には福島県相馬みなと保育園の園児達が描いた絵を展示しました!

JP GIRLS NYC http://www.facebook.com/JPGirlsNYC

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イベントではまずAKの撮った写真を紹介しながら、6ヶ月後の被災地の現状報告をしました。
その後、被災地に住む方々の貴重なインタビュー映像と、
AKの5つの保育園、児童館コンサートの模様。
最後に、今後どんなことができるか、みなさんとディスカッション
Dannyも日本語オンリーのイベントだったにも関わらず聴きに来てくれました。涙

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イベントでインタビュー映像としてお届けしたのは、
お母さんと弟さんを亡くされ、お母さんは今も行方不明という、
宮城県名取市ゆりあげの荒川洋平くん。
南三陸志津川、志津川病院で250名を救命され、
タイム紙の世界の100人に選ばれた菅野武先生。
原発の不安の中、福島相馬でお子さんを育てていらっしゃる、
福島相馬のみなと保育園児のお母さん達。
どの方のお話も、とても力強いメッセージにあふれ、
会場にいらした方々の心に深く届いたと感想をいただきました。

そして、子供達のコンサートの映像では、私が元気をあげるために行ったはずなのに、
お花の贈呈があったり、ありがとうの歌を子供達からプレゼントされたり、、、、。
会場にいらした方全員が子供達の声に、感動されていました。

そして気持ちを新たに、
この子供達を守っていくのは私たち大人なのだと、再確認させていただきました。
映像インタビューなどは、ご了承をいただいた後、
オンラインでご覧いただけるようにしたいと思っています。

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宮城県名取市閖上(ゆりあげ)の荒川洋平くん
ゆりあげ復興ブログ (洋平くんのブログです!被災地の状況を随時アップされています)

http://blog.livedoor.jp/coolsportsphoto/

被災地で仕事をなくされた女性の方々が手作りで作られてるものをイベントでご紹介しました。
こういうものを購入するのも支援に繋がりますよね!しかもかわいい!
牡鹿半島・鮎川からのお魚エコたわし

http://kotonoha9.exblog.jp/16326571/

まけないぞう(ぞうさんの顔のついたハンドタオル)

http://miyagijishin.seesaa.net/article/199882261.html

東北グランマのクリスマスオーナメント

http://www.tomodachi.in/xmas/index.html

イベントではいくつかチャリティグッズを販売しました。

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JP GIRLS NYCのオリジナルTシャツ
Save Japan With Your Loveのメッセージの入ったTシャツをイベントでは着ていました。
とてもかわいく&やわらかく着やすいです!
買ってくれたみんなあいがとう!

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今後もチャリティTシャツ、日本応援Tシャツとして販売していきますので、 欲しいという方はお知らせください!
JPGのfacebookにもどんどん感想&投稿してくださいね!

JP GIRLS NYC: http://www.facebook.com/JPGirlsNYC

そして!
福島相馬のみなと保育園児が描いてくれた絵をラッピングペーパーすることになりました!
みなと保育園のみなさん、ご協力本当にありがとうございます!
6種類のラッピングペーパーがあるのですが、かわいいです!!!感動。
150枚近くいただいた中か3歳、4歳、5歳と、36枚限定、、、断腸の思いで選びました、、、。
これは4歳の子供達の絵のラッピングペーパー。

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60枚をチャリティで売り出したところ数分であっと言う間に完売でした!
私も買えなかった、、、。 笑
とにかくかわいい!!!大人気!
まだまだ今後も作り、販売していく予定です。出来上がりましたらお知らせしますね!
このラッピングペーパーでたくさんの方がギフトを包まれて贈られ、
たくさんの方が今後も福島の話題に触れていただけるチャンスが増えることを願います、、、。
それがラッピングペーパーの最大の目的です。
関心を継続して寄せてもらうため、、、。

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日本の被災地で、お会いした多くの方々が、この言葉を私に言われました。
よりそってもらえたら、、、。
忘れないでほしい、、、。
知恵を貸していただけたら、、、。

被災地で生きてゆく人達、、、。
その人達と、心からよりそう、、、。

半年以上過ぎ、新しいステージに入った東北。
今後被災地の方が必要とされてるものは、お金だけでなく、
心から支え合える、寄り添いあえる仲間なのだと実感しました。
遠く離れていても、心を通わせること、繋がっていくことは可能だと信じています。
これからも被災地で生きていかれる方達と一緒に、さらに心を繋げて、
みなさんと知恵を出し合い、あたたかく、長く、日本支援を続けていけたらと思っています。

宮城県、福島県で出会った方々、お話を聴かせてくださった方々、
イベントでご協力いただいた方々、本当にありがとうございました。
そして原発の不安と共に毎日暮らしながらも、私を勇気づけ、インスピレーションをくれた
たくさんの子供達、みんなの笑顔、本当にありがとう、、、。

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Love, AK

JP GIRLS NYC: http://www.facebook.com/JPGirlsNYC
AK facebook: http://www.facebook.com/AKakemikakihara
Fellowship for Japan: http://www.facebook.com/fellowship.for.japan

AK Talk Event Photo by Canna Sasa
AK Concert for Kids Photo by Daisuke Nozawa, Ryo Ikeuchi
AK Concert for Kids filmed by Youhei Arakawa, Seiya Nakano, Daisuke Nozawa

Special Thanks to:
宮城県: 逢隈(おおくま)児童館、荒浜児童館、岩沼保育園
福島県: 相馬、みなと保育園、相馬保育園

被災地訪問、保育園&児童館コンサート:
宮城県チーム
にしなあや(ピアノのおねえさん!)、Jake Price、工藤拓也くん、須田 晋平くん
福島県チーム
DJ KIYOMI(ダンスのおねえさん!)、野沢大介、中野誠也くん

インタビュー映像: みなさんの貴重なお話、本当にありがとうございました。
荒川洋平くん 
(宮城県名取市閖上(ゆりあげ)、お母さんと弟さんを亡くされ、お母さんは今も行方不明)
南三陸志津側病院の菅野武先生
(南三陸志津川、志津川病院で250名を救命され、タイム紙の世界の100人に選ばれる)
福島相馬のみなと保育園児のお母さん達

AyaNishinaにしなあや (Save Japan Benefits)

Save Japan Benefits: http://savejapanbenefits.org/

DJ KIYOMI (FM COCORO)

Chevero: http://chevereosaka.com

NozomiTerao寺尾のぞみ (Happy Doll)

Happy Doll: http://happydoll.org/

そして、Fellowship for Japanのみなさん&JP GIRLSのみなさん、本当にありがとう!


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August 05, 2011

AK、7月24日Body & Soul Live in Tokyo @ お台場

Body & Soulに来てくれたみんな、ありがとおおお!!!
最高のお天気に恵まれ、晴れのお台場でみんなに会えたこと、
最高の想い出になりました!

そして、募金してくれたみんな本当にありがとうーー!
みんなのおかげで、被災地の子供達に楽器も買えました!

被災地にこれから2週間行きますが、かなり過密スケジュールで、
残念ながら番組は一回お休みです。
下記は私がJP GIRLS TOKYO宛にBody&Soul終了後に書いたものです。

またちゃんと報告しますが、来れなかった人もこれで少し感じられますように!!!
love, AK



JPGの皆様


7月24日は猛暑の中、大変お疲れさまでした!
体調を崩されていませんか?
ぜひよく休まれてくださいね。

Body&Soulは本当に最高のパーティでした!
夏の野外、リラックスしたオープンな雰囲気の中、
Body&Soulという特別なイベント。
たくさんのオーディエンスにも恵まれ、
ライブも、みんなのあたたかい応援に恵まれ感謝しています。

JPGのブースも手作りの素晴らしいボードやポスター、Tシャツで飾られ、
初めてとは思えない!かわいいブースになってましたね!
そして、あれだけの暑さの中、会場中を募金箱を持って歩いていただき、
帰りも最後まで、オーディエンス、待ち伏せ作戦などなど、(笑)
初めての体験とは思えないチームワークで、感動です!!!
その日は夜8時過ぎに終了、その後も片付け、そして打ち上げがあり、
朝10時半入りの方は、体力限界まで使われ、長い長い一日だったことと思います。
ありがとうー!
そして、現場代表をしてくれた、ここちゃん&らちちゃん、本当にありがとう!
そして、JPGのみんな、本当にありがとうございます!!!

7月24日の写真はばっちり、のざわくんが撮ってくれています。
出来上がったら、選りすぐりをみんなに軽めに送ってもらいますね。
facebookにもアップしていきますので、お楽しみに!
http://www.facebook.com/JPGirlsNYC

さてさて。
そんな中、みなさんに、結果報告です!!!
すごいよー。
打ち上げ前に、私とらちちゃん、そしてよりこの3人で
ホテルで集計をしました。
小銭があまりにも多くて、仕分けまではできたのですが、お札だけで、ギブアップ。笑
そして、朝6時半からダニーが小銭勘定をしてくれ!(得意だそうです)
その後、最終確認のため、CITIBANKに行き、集計しました。

募金の合計は、なんと!!!
¥482917!!!
きゃー!すごすぎるーーーー!!!!
いえーい!おめでとおおおー!
みんなすごいー!
わー!(大興奮 笑)

というわけで、ありえない!びっくり!な募金トータルとなりました。
みなさん全員の協力のおかげです。
本当にありがとう!!!

感謝
感動、、、。

詳細は下記の通りとなります。
Danny Krivit CD & JPG Tシャツ¥232000
募金紙幣 ¥94000
募金小銭 ¥121637 (この金額すごすぎる!小銭だけで!重かった!笑)
震災の本 ¥35280
募金合計 ¥482917

これをCITIBANKの換算レートで計算すると(USD TTS 79.6)
なんと!$6067!

すごっ。

この募金合計をJPGのfacebookにて近々発表させていただきますね!
うぶどべ、め組、東日本大震災みやぎこども育英募金などに分けて送金などをします。
その結果はまた改めて送りますね。
震災の本は日本赤十字です!

ちなみに、子供達へのNYからのプレゼント楽器ですが、
下記の楽器&NYの本&英語の本、NYの場所を説明するビニールの地球儀などの詰め合わせを
サンタバッグ(NYメイシーズのエコバッグ)に詰めて届けます!
下記がその写真。これが4組あります。かわいいよー。
キーボード以外はNYから持ってきたので、スーツケースは2つが楽器でいっぱいでした。笑

20110805_y


本当に、素晴らしい体験をみなさんとシェアできたこと、
とても感謝しています。
なにより、楽しかった!

この後、いよいよ31日から8月10日まで
被災地、仙台と福島です。
できる限りのことをしてこようと思っています。

日本の復興は長期戦。
JPG TOKYOの誕生、これをきっかけに、
これからも一緒に支援できる機会がありますように!
継続して、ゆっくりと長く支援していけるよう、
みんなでこれからも頑張りましょうね!
NYでもこれからも続けて支援です、
今後、東京の応援がほしいときなど、また声をかけさせてくださいね。
NYからできることがあれば、いつでも言ってくださいね、

本当に、今回はありがとうございました!
最高の募金合計¥482917!!!
みんなに拍手です!!!


Love, AK

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2011 08 05 [ニュース音楽日記・コラム・つぶやき] | 固定リンク | トラックバック

July 18, 2005

さようならルーサー・ヴァンドロス

7月も半ば、真夏の太陽が今日もNYを照らして猛暑日和!
AKはこの暑さをすっかり楽しんでるよ。

そんな中、先日7月1日に、AKも尊敬してやまない、
R&Bレジェンド・シンガーのルーサー・バンドロスが
心臓発作で54歳という若さで亡くなり、その1週間後の
7月8日にお葬式がNYCのアッパーウエストサイドにある
リバー・チャーチであったんだけど、そこへは彼の友達で
音楽仲間で同じくレジェンドのスーパースター達がずらりと参列。
こんなにエンターテイメントで感動的なお葬式を観たのは
AKは初めてだった。

NYのアップタウン、貧しいイースト・ハーレムの出身のルーサー。
子供の頃から音楽大好きで才能を早くから開花させていたんだけど、
70年代後半から80年代、世界を一世風靡して、グラミー賞に輝き、
押しも押されぬスーパースター・シンガーだったルーサー。

その彼のお葬式のためにかけつけたのは、スティービー・ワンダー、
アレサ・フランクリン、ディオンヌ・ワーウィック、パティ・ラベル、
シシー・ヒューストン、アリシア・キース、USHERなどなど、ものすごい面々。

パティ・ラベルが“悲しげなうめきをあげるために集まったんじゃない、
これはセレブレーション、お祝い!なぜならルーサーはそれを
望んでいるのだから”で、一気にみんなの心がひとつになり、
ソウルフルでパワフルなメッセージがたくさんのひとからされた。

そしてスティービーワンダーも歌を歌ったんだけど、その前にこう言ったの。
”これは僕の祈り。神へ。ルーサーは本物の愛を歌った。本当に心から
人を愛すること。本当に心から誰かに愛されることを。

そしてそれはまさに神が教えてくれた愛だった。戦争やテロ、罪のない
人々を殺していくもの、それは決して神が教えてくれたやりかたじゃない。”
 その後のスティービーの歌。魂の声ってこういうのを言うんだって
思うくらい心の奥の奥へしみわたる言葉の音。久々にAKは涙が止まらなかったよ。

アレサ・フランクリンのソウルな歌声に感極まった牧師が
ゴスペルのリズムに合わせて足をタップし始めて、それが
ものすごい盛り上がって、手をあげてハレルヤ!ハレルヤ!って叫ぶ人達。

どんどん盛り上がって、大ゴスペル大会。最後にルーサーを乗せた棺が
中央に高々と持ち上げられて、外へ運ばれていくときには、
教会内で一斉の拍手と共に、”ルーサー!、ルーサー!“の呼び声。

もう、目からうろこ。こんなお葬式観たことなかった。こんなやり方があるなんて。
こんなステキな死んだひとを天国へ送り出すやりかたがあるなんて!
そして、これこそ、ルーサーが望んだ通りの”みんなの心がひとつになる“
セレブレーションだったのだと思った。

ルーサー、私にもそのセレブレーションを体験させてくれて、
本当にありがとう。

love, AK


2005 07 18 [ニュース音楽日記・コラム・つぶやき] | 固定リンク | トラックバック