April 06, 2006

EBONY EYES、「プリンスとその仲間たち」

今回はいよいよ、EBONY EYESでの初特集、プリンスの登場です!
待ってました、殿下~っ!!という人も多いと思うので、
プリンス自身の過去の作品はそれぞれに聴いていただくとして。
番組では「特集:プリンスとその仲間たち」と題して
プリンスファミリーやプロデュースを手掛けたアーティストなどを紹介しています。

“孤高の天才”というイメージの強いプリンスですが、
実はとても繊細で傷つきやすい人なのではないかと、強く感じます。
才能がありすぎるあまりに凡人には理解し難い部分が多く、
誤解されたり 単なるワガママと受け取られたり、
そのギャップに苦しんでばかりだったのでは・・・
なんて、私なりに思います。

私が意識して聴いたのは、すでに表記が“記号”になっていた頃。
(もちろんプリンスのことは知ってはいましたが。)
ラジオで曲紹介をするDJたちが「元プリ」なんて言って
苦戦しているのが印象的でした。
嫌がらせ?とも言われたこの表記ですが、
今になって彼の軌跡を辿ってみるとその気持ちもわかる気がする。
今でもシンボルになっているほどのこだわりですからね。

私がアルバム『LOVESEXY』に衝撃を受けたのも、そんなこだわりを感じたから。
なにせ あのジャケでしょう?
物議を醸すのも無理はないワケですが、私はね、
ああいう賛否両論分かれる、もしくは大抵の人が批判するようなものにこそ、
アーティストとしての真意が隠されていると思うのです。
世の中の批判を覚悟して(たかどうかはわかりませんが)リリースするものが、
中途半端な気持ちで作られたわけがないですから。

案の定、この衝撃的なジャケットとは裏腹の、
なんとも繊細な内容に少し切なくなりました。
心のヒダまで見たようで、プリンスという人がとても可愛く思えたのです。
(失礼ですけど)
あとは楽曲全てを通して1トラックとしたこと。
これにはすっごく共感できましたね。
作る側には曲順や曲間、それもトータルで1作品なわけですから当然と言えば当然。
それを出来るアーティストが、そうそういないというだけで。

2年ぶりとなった今回の新譜も、
時代や流行に左右されない彼のスタンスに圧倒される。
恐ろしいほど曲のストックがあると言われ、
これまでもハイペースでリリースを続けて来た神懸かり的なプリンスの才能を、
つまらない制約やオトナの事情とやらで縛り付けることなんて出来やしないのですよ。

彼が必死で守っているものは、
アーティストとして失ってはいけないものばかりなのです。
本当に、いつまでもプリンスであって欲しいですね。

Luv2Luv Baby, Chie


2006 04 06 [日記・コラム・つぶやき, 音楽] | 固定リンク

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