気ままにセレクション
ようやく、ようやく、春の息吹を感じています。
もうこのまま冬は明けないんじゃないかと、ちょっと諦めそうになりましたが。
久しぶりに少し落ち着いて、歩きながら辺りを見渡してみると、たくさんの春が。
花ニラも、ビンカも、ユキヤナギも、一斉に花を咲かせています。
ハクモクレンも満開です。桜だって、いよいよですよ。
今まで当たり前に訪れていた季節を、素直に愛おしいと思う。
久しぶりに友達とも顔を合わせ、美味しいご飯をいただいたり。
みんな元気でいることはわかっていたけど、目の前で笑ってくれるとやっぱり安心します。
出会いがない出会いがないとボヤく友人が、なんて可愛いんだろうと。
くだらない会話に、こんなにも癒されるものかと。
優しい陽射しがあって、花が咲いてて、美味しいものを食べて、わははと笑って。
毎日あったものがこれほどありがたいなんて、初めて感じます。
大事に、大事に、しなくちゃね。
さて、日常に音楽が欠かせない方には、EBONY EYESの「気ままにセレクション」を。
今回も、お気に入りの曲をどんどん紹介しちゃいます。
まずは私も年明けからかなり愛聴している、ジョン・ストッダートの新作。
上品でソウルフル、メロディもアレンジも優しくまろやかな声もアルバムの構成も、すごくいい。
昨年の発売当初より今の方が店頭でも目につくということは、ジワジワと良さが伝わっているのかも。
これは本当に、買って損のない1枚です。まだの人は是非、番組をチェックよ。
そして残念ながら、先日亡くなってしまったロリータ・ハロウェイとネイト・ドッグ。
個性のある二人の歌声、しっかり聴き入って下さい。
今も昔もずっと変わらない音楽を届けてくれる、大ベテランのメイズ feat.フランキー・ビヴァリーや、
詩人としても活動するシンガー・ソング・ライター、ギル・スコット・ヘロン。
聴けば聴くほどに、深みの出てくる曲ばかりです。
ふとしたはずみで出来ることや、コツコツ作り上げるものや、命を削るように紡ぐものも、すべて同じ音楽。
聴く側の気持ち、心境の変化によって、そこからカタチを変えていくのもまた、音楽。
一語一句、一音一音を噛み締めてもいい。心地良く聴き流したっていいじゃない。
音楽にはいつだって、“自由”がある。
私はそれが、心から好きだと思うの。
Luv2Luv Baby, Chie
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2011 03 31 [音楽日記・コラム・つぶやき] | 固定リンク