特集:キキ・ワイアットとクラシック・ソウル
梅雨のさなかではありますが、最近夕焼けの素晴らしい日が、いくつかありました。
太陽が沈んで、闇と入れ替わるまでの、ホンの数十分間。
薄明の空が燃え上がるように一気に色づく、マジックアワー。
もうただただ呆然と、見上げてしまう。
胸がキリキリと締めつけられる音が、聞こえてくるみたい。
涙が止まらなくて、気付けばヒックヒックと、子供みたいに泣いてた。
あー良かった、家の中で。誰にも見られてないよね。
小さな小さな私には到底太刀打ち出来ない、圧倒的な自然の美しさ。
小さな小さなことで悩んだり、口をへの字に曲げたり、なんだかバカみたいだな。
さ、スッキリしたし、また元気に過ごそう!
と、明日への活力を、お空からいただいたのでした。
その一瞬を、見逃したくないよ。
さて、今回のEBONY EYESは「特集:キキ・ワイアットとクラシック・ソウル」。
まもなくキキ・ワイアットの新作リリース!ということで、キキがこれまでにカヴァーした曲などを紹介します。
まずは先行シングル、キキとルーベン・スタッダードのデュエットから。
まっすぐで安定した二人の歌声は、かなりキキごたえアリ。(お願い言わせて)
ジャム&ルイス作の、あの曲です。
そしてキキがアヴァントと歌った、ルネ&アンジェラのオリジナルを。
ん~~、美しいストリングスが、切なさを誘います。
今作でカヴァーしたミキ・ハワードの素晴らしいスロウ・バラードや、
『天使にラヴソングを 2』から、タニア・ブラウントとローリン・ヒルが歌う曲なども、
キキの持つゴスペル・ルーツを、しっかり感じることが出来ます。
で、アルバムにゲスト参加しているケリー・プライスも、ステキな新作を届けてくれています!
その中から、こちらもクラシック・ソウルの雰囲気の漂う、極上ナンバーを。
これだけたくさんの曲をカヴァー出来るのは、抜群の歌唱力があってこそ。
他人の曲を歌うということは、原曲を超えるか、まったく違ったオリジナリティを出すか、どちらにしてもハードルは高いものです。
これはもう、新作への期待が高まるばかりですね!
Luv2Luv Baby, Chie
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2011 06 09 [音楽日記・コラム・つぶやき] | 固定リンク