旅日記2
バングラディッシュは、たくさんの川や運河が広がる国。
雨が続くと、洪水に悩まされることも多いですし、
温暖化の影響で、バングラディッシュの国自体が無くなってしまうのは後何年後か、といった心配もあります。
でも、水とともにある生活こそバングラディッシュの光景。
首都ダッカでも歩いているとよく橋を渡ったり、川沿いを歩いたりすることになります。
川を船で渡る、というのも人々の交通手段のひとつになっています。
田舎の方へと車で走ると、ダッカの賑やかさから一変、
水が豊富なため、そこに広がるのは田園風景、そしてまっ黄色に輝く菜の花畑も。
なにか懐かしい気持ちにさせられます。
わたしが一番気に入ったのは、橋の上から見下ろす川に囲まれたダッカの街の風景。
船で川を渡る家族、川の水で洗濯をする人々、
川沿いには建設中の建物がたくさんあります。
思えば地球上どの大陸もそうなのですが、改めて、水の上にぽっかりと浮かんでいる大地を感じられるような、
それでいてこれまで見たことのない別世界を見下ろしているような気持ちになります。
ほこりっぽい街なので、なんだかもやっとぼやけて神秘的に見えてしまっているだけなのかもしれませんが・・・
ダッカの旅を思い出すときはいつもあの光景が目の前に広がるのだろうなと思います。
ジェイラン
2010 01 28 | 固定リンク
旅行記1
はじめまして!
2月から西任白鵠さんにかわって、
i-Radioの番組、i-Radio COUNT DOWN supported by TOWER RECORDSを担当させて頂くことになりました、
リアド慈英蘭(りあど じぇいらん)です。
そして、ちょこっと遅いですが、あけましておめでとうございます。
これからどうぞよろしくお願いいたします。
さて、わたしはいま一カ月のお休みを頂き、
父の出張先である、バングラディッシュの首都、ダッカに来ています。
南アジア、インドの東に位置しているバングラディッシュ。
日本の約5分の1の面積に、人口およそ1億6千万人が住み、その多くはイスラム教徒です。
国旗が日の丸と似ている国、として知っている方もいるかもしれませんね?
緑地に、赤丸が、バングラディッシュがこちらの国旗です。
建物に飾られているもので、色あせてしまったものなどは、
サングラス越しに日の丸に見えたりして、ふいに親しみを覚えます。
人口密度がとっても高いので、首都ダッカともなるとひとがたくさん!
車も多く、排気ガスや、しょっちゅう鳴り響くクラクションの音にはじめは辟易しますが、
車の他に、リキシャもたくさん走っていたり、
見たことのない緑色の2輪のタクシーが走っていたり、
(たまに子供をたくさん乗せたものもあって、そのほのぼのした姿に和みます。
でもそのあと、ちょっと安全なのかしらと、心配になります。)
とっても派手な色をしたバスもあったり、日本の中古車がよく走っていて、見たことある日本の会社の名前が書いてあるワゴン車が走っていたり!
通りからはいろんなものが目に飛び込んできて、
活気あふれる街につられてこちらもわくわくしてきます。
散歩をしていると、
ふと外でタイプライターを打つおじさんを見つけました。
どうやら、代筆をするお仕事をされているようです。
このあとも旅行記を書いていけたらなと思っていますので、
どうぞ良かったら、楽しみにしていてください!
ジェイラン
2010 01 27 | 固定リンク