映画「ハート・ロッカー」、観ました。
ジェイソン・デル―ロさん、来日されていて、テレビにラジオにひっぱりだこでしたね。
いろんな彼をチェックしていたら、
頭の中、「Whatcha Say」の彼の歌声が頭の中でいまずっと流れています。
さて、もうちょっと前になりますが、アカデミー賞、
毎年、テレビでライブで観られるときはしっかり観て、そのあとすっかり影響されて、
ノミネートされた作品で観ていないもの観なくては、といそいそ映画館通いが始まるのですが、
いまちょうどそんな時期。
先日は友人と一緒に、
キャサリン・ビグローが、女性監督として初の監督賞受賞したことでも話題となりました、
「ハート・ロッカー」を観てきました。
戦争映画はあまり観ない、苦手、という女性ふたりというわたしたちでしたが、
想像通り、映画の間、ずっと緊張感、飲み物を飲むタイミングもあまりもてずに、
耐えながら観続けたという感じでした。
でもなにかとても惹きつける、見入ってしまうものがあって、
苦手なのにもかかわらず!
ですから、映画の途中で席を立つということはありませんでした。
これこそ、戦争は麻薬だ、と映画の冒頭で書かれるメッセージの通り、
いやいやはまってしまう、そんな恐い魅力が
この映画にもあるのかもしれませんね。
まだ映画を観ていないという方はどうかこの後は読まないでくださいと思うのですが、
ラストシーンはとても印象的。
ワクワクしているような足取りで戦場へと戻っていく主人公の後姿に
背筋がぞっとしました。
それにしても、女性が監督する映画とか、
女性が書いた原作の映画とかって、
映画のラストシーンで、
主人公の後ろ姿を映す、とか、
主人公が去っていく、フレームアウトする、
なんていうのが多いような気がするなぁと思いました。
なぜか飯島愛さん原作の映画「プラトニック・セックス」の
ラストシーンを思い出しました。
確かあれも主人公が去っていく飛び出していく、そんな後ろ姿を映して終わったはず。
ごめんなさい、気のせいかもしれません!
でも「ハート・ロッカー」のあの恐いラストに妙に女性らしさを感じて、
そこでようやく、映画、疲れたけど観て良かったな、と思いました。
ジェイラン
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2010 03 31 [日記・コラム・つぶやき映画・テレビ] | 固定リンク