加藤紀子、おすすめの本
ルソン・ド・アーベーセー、毎回聞いてます。
アムステルダム在住のマロです。
アムスはクロッカスも咲き終わり、次はいよいよチューリップの季節です!
ルソン・ド・アーベーセーは僕が海外に住むきっかけとなった番組なんですが、
その話はまた今度で…
さてさて、僕の興味があることは本です。
東京で働いていた時から読書は好きだったんですが、海外では
より綺麗な日本語がキラキラと心に沁みると思いませんか?
最近面白かったのは「カレ物語 エルメス・スカーフをとりまく人々」
「博士が愛した数式」です。
紀子さんはどんな本を読まれますか? もしよろしかったら、
何かオススメしてくださいね。
それでは。
マロ拝
いいですねー。アムス。
スペインのマヨルカ島に行く時のトランジットで空港を走ったことしかないなー。
世界一広い空港なんだよね?たしか。
日本もどんどん春になってきていて、晴れた朝の気持のいいこと!!
今日は日曜日でベックの新作聴きながら窓全開! 花粉症にもなりますわな。
さて、私もパリ時代にはやはり「この人!!」みたいな本を沢山読んでました。
フランスにもファンの多い三島由紀夫とかね。川端康成とか。
三島作品は時代の違いを感じながらも表現が豊かで、どんどん引きこまれてしまい、
送ってくれるお友達が買いに走るのに困ってたりしてました・・。
最近はハワイ用に持っていった村上春樹氏の「海辺のカフカ」。
これは英訳になっても出ているらしいので探しやすいと思いますが、
久し振りにきましたね。すごかった!
構成もさることながら内容の面白さにあり地獄のように引きこまれてくこと!!
久し振りに「終わらないでー!!」と願う作品に出会いました。
村上作品はどれにしても言葉が綺麗で素敵(レイモンド カーヴァーの訳は
まさにそうだよね。よしもとばななさんも綺麗な言葉が多いよね!!)。
行間に見えない文字がある感じが本当に素晴らしいと私は思ってます。
旅に行くとお世話になった日本人の方に読み終えた本をあげてくるのだけど、
この本においては「もう一度読みたい!」とケチケチ根性がでてあげられませんでした。
2004年に読んだ本でヒットだったのが「ファウジーヤの叫び」という私と同世代の
女の子が宗教やしきたりによって、多くの事に悩み苦しみ戦うフィクション。
読んでて苦しくて助けてあげたくて応援して・・・と自分の非力と彼女の強さを
つくづく感じました。
やれやれ、本の事になるとちょっと熱くなってしまいましたね。
今ベットサイドにあるのはアメリカの女の子が・・・・あー終わらない・・・。
外国で文字が分からない本しかない時はお料理のレシピ本を読みます。
なーんとなくわかるしね、為になるしね。
違う、私の興味あること・・・書いてないや・・・。
紀子
2005 04 04 [書籍・雑誌日記・コラム・つぶやき旅行・地域] | 固定リンク

