加藤紀子、蛍を見て思うこと
あ~、ついにその日が来ちゃったんだな~と
寂しくなってしまった私。
何かと言うと、サッカー選手中田君の引退。
Wカップでのブラジル戦の後の姿を
「いつも通りじゃないな~」と思いながら観ていたら
そのニュース。
彼が最初の日本代表の頃にお友達になり、
彼のサッカーで私は見始めたのもあったので
(フランスでも観に行ったな~)
寂しい気持ちは否めませんね。
でも、あの芯の強い中田君が決めた事なので仕方あるまい。
先生(勝手にそう呼んでるんだけど)の次なる飛躍を期待しております。
そうやって私達も前に進まねばね!!
とまあ、ニュースになった前後。
私は実家にまたしても帰っておりました。
この時期に父の法事(もう13回忌だったんだよ~、
時が経つのは早いのね・・・)があるので
必ず帰ってお墓参りをしている訳ですが、
これとともに母と一緒にこのタイミングで見に行く物があります。
それは・・・蛍!!!
夕食の後、はんなり歩くのも面倒になった時間に
「そろそろ行こう!」と懐中電灯を渡され、
地味~に二人で目を凝らしながらたんぼ道を歩きます。
家からすぐにたんぼがあるので、
私はそこから「いるかな~?」とギロギロしますが、
ベテランの母は「ここにはまだおらんよ!」とスタスタと進みます。
そして5分程行くと急に母の足は止まり
「この間はこの辺にいたんだけどな~・・」と、
『そこ溝!!』な淵まで入り込みます。
そうして瞬きもせずたんぼを眺めると、
小さな蛍光緑の光が点いたり消えたりしています。
「やったー!!蛍いたー!!」です。
真っ暗の中でのその明かりはなんだか嬉しさが溢れます。
ただただ小さな緑なんだけど、
見つけると子供の頃と変わらないリアクションになっていると思われます。
「あっちにもいるよ!」「あっ、あそこにも!」
なんだか、幸せでしょ~。
その後も何匹かを見つけ出し眺め、進んでは探す・・・
という時間を二人で過ごした訳ですが、
悲しいかな年々蛍が減っていっているのは事実ですね。
エコスペシャルやり始めてから、
ちょっとした環境の変化で生態系が大きく変わってしまう
というのを学んでいる訳ですが、
自分の実家の裏でも目の当たりにすれば
本当に真剣な問題なんだと改めて感じざるを得ませんね。
で、この夜は蚊にもさされず、
家に戻って母と二人でプチ宴会(恒例の行事)をし、
前回逃げた犬とも仲直りをし、
(甘えて寄ってきたのは彼女も悪いと思ってたんじゃないかと推測、
そして散歩にはもう連れて行かないと宣言!)
鈴鹿の夏を感じてきました。
ここの所移動移動の日々が続いており、
じっくり腰を据えて東京にいないな~と思いながら、
シトシト雨の降る東京で蛍に思いを馳せつつ、
紫陽花を見て和む様努力をしている今日このごろです。
あなたの町には蛍、いますか?
今日のBGMは
「JAZZ FRANCAIS ET PLUS」
何も考えずに聞けるので、なかなかおすすめですよ。
そして新しいCD、そろそろ買いに行きたいよ~・・・。
紀子
2006 07 06 [日記・コラム・つぶやき旅行・地域] | 固定リンク