加藤紀子、2大神様に会う!
やれやれ、今年もあっと言う間に11月真っ只中。
中身は変わらないのに、
時間がどどーんと過ぎて行ったような気がしています(というか事実)。
そんな中、体調を整えるべく”うこん茶”を飲んでみました。
不味い・・コレ。
2年程前に飲んだっきり、どうして続かなかったのか
理由が改めて確認できました。
良薬口に苦し・・と申しますが、良薬口に苦し、気分は悪し・・・
と申し上げたいです。
さて、それでも気分が良くなるような日々を過ごしてきました!
というのも2大神様に会ったのです!!
それは笑いの神様とボサの神様!
明石家さんまさんの舞台にジョアン ジルベルトのコンサート!
なんと贅沢な時間なんでしょうか!!
さんまさんとはデビューしてすぐからのお付き合いになるのですが、
本当に親切にして頂いていて、大好きで、
時に面倒な先輩でございます。
教えて欲しい事、教えて欲しくもない事を長年に渡って
変わらないテンションで見せて下さる大事な人でございます。
そんなさんまさんが、これまた強烈なメンバーでお送りしている舞台
(と書いてコントなんですが)を、今年もされるという事で行ってきました。
すごい・・です。休憩なしで3時間半・・。
それでも久しぶりに大声で笑った舞台でした。
まだ大阪もあるので詳しい事は控えますが
(書いた所で日々同じではないと確信していますがね)、
あのエネルギーはどこから来るんでしょうか?
そしてステージ上から時々見せるあの怖い目。
「ちゃんと笑ってるんやろな~」と言わんばかりの鋭い目が、
客席に投げられるような気がして
ウカウカ寝てなんてはいられません(絶対寝れないけど)。
仕事ならともかく、鑑賞に来て緊張させられるのも天才ならではだと思います。
終わった後に楽屋を訪れると「長かったやろ!」と
嬉しそうに”してやった”みたいな顔をして笑っておられる姿も
これまた凄い・・というか、怖かったです。
そして何故かその夜は酔いました・・・。
ここをさんまさんが読む事は無いと思うけど、
そろそろ年齢も年齢なので、短いバージョンでお願いします・・と・・・
言えない・・。
ちなみに誘って頂く恒例のお食事会は、
食事を食べながらの舞台のようなもので
これもまた笑いっぱなしなんですな・・毎回。
そして翌日は待ちに待ったジョアンのコンサート!
2003年にパリで観たっきりだったジョアン。
うれしー!!!です。
前日が前日だけに、起きても頭がボーっとしておりましたが
体に鞭打って、CDで予習して、
おしゃれして(会える訳ではないけど、敬意を払ってね!)出掛けてみました。
5時開演の会場にはぞくぞくと人が入り、ちょっと大人なムード。
私達はS席を取っていたので席に向かうと
2階のそこからは、ステージは遠い遠い距離・・・。
そんな離れていてはS席とは言いません!
SONNA(そんなと読む)席のSなんかいらーん!
しかし、ジョアンの事を顔で楽しむ訳ではないと心に言い聞かせて、
いかにしてリラックスして聴くかと体勢を整えて待つ事・・
何分?
噂通り、読んでいた通り4、50分遅れでスタートしました。
しかしそれまでの場内アナウンスが面白く、
開始の時間に「アーティストがまだ会場に入っておりません」、
開始時刻15分過ぎ「まだ来てません」
30分過ぎ「アーティストが今ホテルを出ました」「今入りました」。
ゆるい実況中継で場をリラックスさせて(良い言い方だとね)
神様静かにステージに登場。
私達の席からは豆ジョアンほどでしか見れなかったけど、
でもでも本当に本当に素晴らしかった!
新旧問わずの曲を静かに優しく美しく奏でるギターと歌。
隣のカップルは身を寄せ合い、
私のパートナーは真剣に双眼鏡でジョアンの指の動きを見つめる・・。
パリでは膝の上に置いた指でリズムを取っただけで怒られたけど、
東京では誰しもが集中しながらも楽しんでいてとっても素敵でした。
トリプルアンコールでお腹も気持ちもいっぱい。
さすがジョアン!ありがとう!!
そして会場を出る時、後ろで男性がお友達に
「あのアンコールで歌ったあの曲ってタイトルなんだっけ?
あの、タッラタッタ~・・ってやつ?」
友達がなかなか答えずもどかしくなってきたので
「ディサフィナードです」ってうっかり答えちゃいました。
だって、大好きな曲なんだもん・・出しゃばりだけど・・。
そんな訳で幸せな週末。
うこん茶で幕を開けてしまいましたが、今週も幸せよん。
詳しくはまた次回に!
なので今回のBGMは
ジョアン ジルベルトの「三月の水」
名曲は時間が経てば経つ程味を増しますね・・!
紀子
2006 11 09 [趣味日記・コラム・つぶやき] | 固定リンク