December 12, 2006

加藤紀子、2006年の読書総括!

Dsc01663

いやいや、本当に年末に近づいて参りました。
そして前回のココログよりあっという間に1ヶ月経ってしまってしまいました・・。ごめんなさい。
言い訳がましいですがわざとじゃないんですよ・・、何度もトライしたんです。

会う人に「あの回面白かった!」とか「文章お上手ですね!」とか
褒めて頂いたりして、書く気は満々だったんです。
でも、私のは日々なんだかんだ・・というブログではないので
(私の考え方が違うだけだけど・・)
書く事がないと適当には書けないのですよ・・。
その上、年末進行というシステムがアチコチにあり、
それらの波に飲み込まれて原稿をあっちこっちで書き上げなきゃいけなかったりして・・。
いや、全て私のせいです。反省。

そんな今回は2006年の読書総括!
2月にも“本”についてここに書きましたが、
色んな本が世の中には出版されていて読書好きにはたまらないものです。
本屋さんに行くと幸せ(雨の日を除く。雨の日は悲しくなっちゃうんです、何故だかね)を感じる訳です。
が、が、が。
今年はどうしてだか読破率が非常に少なかったのです・・。
読む時間がない訳ではないんです。
”ダヴィンチ・コード”も結局読み切る事が出来ず、
下巻は綺麗にカバーされたままです。
結局誰がどうなったか?わからぬまま、気持ち悪いままという事です。
そして秋に『「マークスの山」に続く合田刑事 第2幕』との帯に引かれて買った”照柿”(高村薫著)も
読み始めたもののなかなか先に進まず、
下巻は持ち運びに疲れたニュアンスにも関わらず、まだ読み終わりません。
そして”マークスの山”を読んでいない事にも気がつきました。
だから合田刑事の働きにもピンとこなかったのですね。
“テヘランでロリータを読む”(アーザル・ナフィーシー)。
これは「イラン・イスラムの人々はどんな状況でこの本を読むのだろう?」
と思って手に取ったのだけど、
割と私の生活とはかけ離れていて想像しにくく、ゆっくり読み進むと言った感じ。
一晩で7ページ進めば私てきには良し!って感じで、
まだまだたっぷり残っています(割に最新作)。
レイモンド・カーヴァーの“村上春樹 翻訳ライブラリー”シリーズは
楽しみに買ったにも関わらず、こちらは手づかずのまま・・。

しかしながらすっきり読み切ったものも無かった訳ではないのです。
”ざらざら”(川上弘美著)、”ハゴロモ”(よしもとばなな著)、
”手紙”、“白夜行”(東野圭吾著)、
”ホノカアボーイ”(吉田玲雄(レオ)著)等。
このホノカアボーイはレオさん自身が
ハワイに住んでいたときのエッセイなんだけど、実に素直な文章で
彼と彼が交流を持つ人々とのふれあいが優しさを通して伝わってきます。
映画にもなるそうで、是非お勧めです!

代わりにと言うのも変ですが、雑誌は異常に読みました!
というか買いました!
と言うのは、毎週大阪への移動の際に(多いときは1日おきの大阪日帰り・・)、
新聞だけでは物足りず、小説だけでは不安で、雑誌も・・となり
GINZA、spring、FIGARO、ELLE、VOUGE、SPUR、ESSE(!)を、発売日ごとに・・・。

なのでたっぷりの情報は持ってます!
(勿論、各雑誌に紹介されている本と音楽は確実にチェックしたりもします)

あ~、来年はどんな本を手に取るのだろう??
何冊読めるのかな~?読み切れるのかな~??
そんな想いを胸に、
まだ読みきっていない本を年内に読み切れる様、勤しみたいと思います。
そしてまた近々ココログもアップできる様、頑張りたいとも思います。

そして今回のこの写真は全く関連がないです。
一足早く旦那様がクリスマスプレゼントに下さった鏡台なのですが、
自分で持つのは実に20年振り。
1950年代のイタリアものなんだけど、
私の大好きなトリコロール引き出しが最高に良くて!
このお店の方は偶然にも私の本、”私にもできた いくつかのこと”を
ご夫婦で読んで下さったらしく、
「この引き出しのトリコロールに惹かれました!」というと
「やっぱりこの人、フランス好きなんだな・・」という顔をしてらっしゃいました・・。

今回のBGMは、遂にファンになっちゃいました!
リップスライムの「EPOCH」
お店で流れていた曲を気に入ってしまい、それから毎日聴いています。
また番組でも紹介しますね。新たな道に進みだした気分です。

紀子


2006 12 12 [書籍・雑誌日記・コラム・つぶやき] | 固定リンク

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