加藤紀子、美味なすき焼きに「ハフ~」。
近所の中学生の会話。
「でもさ、ワシントンDJってさ・・」「・・・DCだろ~!!!」「ハハハ~そ、そっか~」。
かわいいです。
あんな大きな都市が、いちDJになった瞬間です。
「ヘイ、ヨ~」な、訳ありませんね。
スーパー和ませ中学生よ、ありがとう。
そしてある日。
旦那様と赤坂の”よしはし”さんに。
すき焼き&しゃぶしゃぶの名店でございますが、全てにおいて最高なので、お腹を空かせて読んで欲しいと思います。
こういうグラスって美味しく飲めるよね~。
家では昔、小指をグサリ!と切ってしまった事があるので極力使いませんが、大人になった気分、もしくは”デスパレート”的気分でまずはスタートしました。
1ハフ~がここで。
そして2ハフ~はこちら。
松茸の天ぷらでございます。
・・・秋ね・・・。と思う間もなく、風味&さっくりふんわり感をあっという間に堪能させて頂きました。
シメジも椎茸も美味しいけど、やっぱりこの人は立派だね。
ちなみにミョウガの天ぷらは、初めて食しましたがイケました。
ね、2ハフ~でしょ。
そして。
一見なんてことのない卵。
が・・・。
こちら!!!
白米ではありません!
白身のメレンゲです!
ダブルで見るとこの芸術!
もはやマジック!
そしてどうみてもどんぶりメシ!
でも違うのです。
女将が丁寧に白身だけをお箸でシャカシャカメレンゲし、ふんわりさせてくださるのです。
もちろん、黄身はそのまんま。
潰される事無く、自分の好きなタイミングで黄身を割って頂く事ができるのです。
この美しい作業に3ハフ~です。
そしてこちら。
ただただひれ伏します。
埼玉から参上したお肉だそうです。
すき焼き用のお肉。
この見事な赤みと脂のアンサンブル。
こんな布団で寝てみたい!と思わせる程の肉厚は1枚60グラムだそうです。
で・・・。
何ハフ~??忘れちゃったよ・・・。
ってくらいに、溶ける!泣ける!終わる~!!
女将の芸術的作品の白身の上に横たわる牛肉は、美味しい罪を背負った味です。
見た目は牛丼ですが、この下に隠れている黄身をタイミング良く潰して、一緒に頂く。
そうすると、全ての役目が見事にマッチして新しいすき焼きになりました。
家で食べてたすき焼きとは、ちょっと違います(ってか、お肉の質から違うから全然なんだけどね)。
この店内で寝たいと強く思いました。いわゆる倒れた・・って事ですね。
そして、
最後に、残った脂とお出しでしらたきを焼き付けます。
余分な水分を全て出すことで、グンニャリした食感からプリっとしたものへ。
ここまでくればもはや心・技・体です。か?
〆はご飯&お味噌汁か、稲庭うどんのセットか、お茶漬けかを選べますが、私は久しく食べ忘れていたお茶漬けを頂く事に。
もうここでは、本格的にハッフ~・・・です。
あばれはっちゃくのテーマ曲「無理すんな~、無理すんな~」と胃から聞こえてまいります。
それほど、残しがたいお料理の数々でした。
デザートなんて入る隙もなく、お茶を頂いて終了。
夢の2時間。
この”よしはし”さんには過去2度程おジャマしておりますが、常に「いっぱい食べるぞ~!」と挑むのに対し、雰囲気と質で無理をさせずに美味しいまま頂けるのが嬉しいお店です。
家すき焼きでは、誰が作って何を入れて最後どうするか!でてんやわんやですからね。
時々はお外で頂くのも良いものだと、痛感いたしました。
いやまぁ、どっちもうまいか・・・。
なので、今日からはまた慎ましく過ごしたいと思います。
そしてお腹はふくれましたか?
それとも腹がたっちゃいました?
もしくは腹減っちゃいました?
いずれにしても、食べ物を美味しく頂けるうちは健康!と言う事で、食欲の秋、どなたも楽しく美味しく食べ物を頂けます様。
今回のBGMはRooneyの新譜「CALLING THE WORLD」
WEEZERのようなFOUNTAINS OF WAYNEのような爽やかなアルバムです。
ま、沢山書いちゃった・・・。
文字にもお腹いっぱい。御馳走様でした。
紀子
2007 09 18 [グルメ・クッキング日記・コラム・つぶやき] | 固定リンク