加藤紀子、母との旅の結末は・・・。
終わっちゃった。帰ってきちゃった。あ~寂しい。
渦中では悶々とする事も、終わってしまえば「もっと頑張るべきだった・・」と思うこの気持ち。
は~。
そんな訳で、香港から空港へはタクシーをやめてバスに。
香港へ入る時は電車に乗ったしね。
バスから景色を見上げては「香港の建物は本当に高いね~、この窓からじゃ最上階までは見れないもんね~!」と、
子供のようにワクワク見入る母。
そうだよね、初めて見たら感動するよね・・・ごめん・・そういう大事な気持ちを忘れてた。
そして空港でチェックインも済ませ、お腹も空いたという事で・・
小龍包。
貪欲親子。
最後の最後まで食べたい物からは目を反らさないこの姿勢、
両親は私をどうやって育てたんだろうなあ・・・。
なあ。
そして飛行機での母は空の上からの景色を楽しみ、
眼下に広がる街のキラキラを見て「クリスマスのイルミネーションみたいだね~」とまた、乙女な発言。
可愛いのだ。
で、無事に飛行機は名古屋に到着、そこから名古屋駅のホテル(まだそこで一泊するという長旅)へと
特急電車に。
すると凄く便利に・・・
キップを挟むこのアイテム。
寝ていても車掌さんが乗客を起こさずにチェック出来るシステム!!ナイス!!
で、ホテルへのチェックインも済ませ、そこに現れるは・・
兄。
母の旅の締めくくりには兄にも参加してもらおうと働きかけ(ホテルの近くで働いているというのもある)、
親子3人で・・・
乾杯!!
母ちゃん、どうよ、この流れ!!
今すぐの旅を報告するのと、時間が経ってからの報告だとテンションも変わるし、せっかくだから兄にも聞いて欲しかったので、
3人で集まれて凄く良かった!
そうして母は嬉しそうに、兄にゆっくり少しづつ語っておりました。
(でも可哀想に兄はエキストラベッドで寝かされるという状態)
母の足に休足シートを貼り、兄の足に湿布を貼り・・・。
娘=妹・・・頑張ったぞ。
何度も書いているように、我が家は父が16年程前に他界し、
そこから母はずっと誰かに甘える事なく、兄や兄家族、私達をずっと見守ってきてくれた人。
兄は母に孫を見せておばあちゃんという役割をきちんと達成させている中、
私はかれこれ離れて暮らす時間のほうが長くなってもまだ、何一つ きちんとお返しが出来ていないような。
なので、今回こうして久し振りに向き合ってじっくり一緒に時間が過ごせた事は私にとって非常に大切だったなと。
娘には娘にしか出来ない母への想いというのが明確にあるんだなと切に思いました。
朝目が覚めて、『誰だ!誰か隣に寝ている!!』と驚いて目が覚めると、
上の写真の真ん中に・・・・母と一緒に寝てました・・・・。
寝るときには、私、母、兄とそれぞれがきちんとベッドに入ったはずなのに・・・
どんだけ甘える~????
と、東京へ戻る新幹線のホームまで母は見送ってくれて、
ドアが閉まった瞬間に泣きそうになりましたが、
でもまた、いつか近いうちにどこかへ一緒に行けたら・・と思い直し、元気に手を振ってさよならしてきました。
ちょっぴり泣いちゃいました。
あまぐりむいちゃいました。
そんな感じの名古屋&香港の旅でした。
親子の旅行に付き合って頂きありがとうございました。
な訳で、また日常ブログに戻ります!!
でもね・・疲れたよ・・わはは。
紀子
2009 12 06 [グルメ・クッキング日記・コラム・つぶやき旅行・地域] | 固定リンク