加藤紀子、マカオから香港へ!
はるばる行ったよ、香港。
そんな訳で、今日はマカオからフェリーに乗って出掛けてきました。
行きのフェリーだけはスタッフさんと二人だったのだけど、
船から降りて・・・・「僕・・・船酔いしました・・・」と。
結構揺れてましてね、フェリー。
母と来た時もその前の時もリバースされる方いましたもの。
で、普通なら「大丈夫ですか?うんとかかんとか」などとケアをするべきなんだけど、
どうしていいのか分からず、「では、私はこの道を行くので~」とうっかりさよならしてしまいました。
わしゃ、冷血非道か?
(それでもフリスクはあげようとした、断られた)
で、九龍をプラプラブラブラ。
前回たらふく歩き廻ったおかげで土地勘はばっちり。
行きたい方向へスタスタ進む事が出来ました。
欲しい物がある訳でもなく。
何がしたい訳ではないけど。
ただただ来たくて来てみたからには。
ランチしよう!と(食いしんぼうなのが私だな~)。
ちょうどお昼時でどの店もパンパンなんだけど、
今回は麺でもなくお粥でもなく鶏飯があるお店をチョイスしました。
前回食べて感動したから、鶏飯再び。
蒸した鶏に辛いソースが掛かった物をオーダー。
プルンとした皮とキュっと引き締まった身よ!
鶏の足がスラリ伸びたのが入るスープよ!
肌に良さそうだ~・・と涙のランチセット。
を、一人・・相席で。
旗からみたら女子3人で寡黙に食べてるわね~・・な絵図らにわはははは~。
お腹も満たされ、お値段に感謝し(このセットで約500円!)、
また歩くふりして、
香港島へ行こうと地下鉄に。
地下に入りキップを買うべく販売機へ向かうと、
「すみません!」と英語で寄って来るアジアンな女の子。
なにか?と思うと、50ドル札しかなく、お金を細かく両替して欲しいと。
わしゃ、両替機か?
「えっとえっと私もあるかどうか・・・みてみないと・・・」と財布をかき回してみてると、
「私はキップを買うのに1ドルだけ足りないんです。
50ドル札とこの中国の5元をあげますから、どうか細かくチェンジしてくれませんか?」と。
えっとえっとえっと・・・
手数料の5元・・・貰っても・・私・・使わないよ・・・・。
他の人に頼むよう伝えても動いてはくれず、どうしても私に細かくして欲しかったようで・・・
結局、1ドルあげた。
(勿論5元はお断りした)
九龍で初めて人に感謝をされ、
生まれて初めての両替機気分も味わい、さてと香港島に到着、
はい~・・なにするか?と。
足つぼマッサージ、ネイル、ショッピング、散歩・・・・
う~ん・・どれもだったのでHMVに(ちなみにこっちでの表記は小文字だった)。
でも結局、洋楽メイン(洋楽っていうのかな?香港でも)のCD達をここで買ってもな・・と思い直し、
やっぱり九龍に戻ろうと信号待ちしていると・・・。
「すいません、あの歩道ってどこに繋がってるの?」とアメリカ人っぽいマダム。
わしゃ、ガイドか?
知りません、全く以て知りません、いや、むしろ私が知りたいです。
なんなんだ、なんなんだ。
多くの正解は分からぬままフェリーに乗船、香港島と九龍の短い船の旅を満喫。
ふふふ、なんだか決まりのない一人の旅はやっぱり自由で楽しい。
どこでどうしようが、どんなに道に迷おうが、気を遣わないから楽。
お茶を飲んだって本を読んだって立ち止まったって自由だから。
なので気ままにふらりとオサレカフェでカフェオレを飲んだら、
ランチよりも高いというオサレ値段を目の当たりにし、無念にも似たその想いを一人噛み締めたりもしつつ・・・
えみちゃんに頼まれた喉の薬を買いに薬局へ。
わしゃ、恩人か?
今回は暗くなる前にとそそくさマカオに戻ってきました。
私自身で年頭に『旅をする!』というテーマを掲げてみたのだけど、
そうそう、やっぱり大事。
非日常に身を置いて頭のアンテナをフルに動かし、刺激を身体に入れないと。
私が保てない。
今日のお出かけは、そういう意味で凄く意味があった気がしました。
両替機にもガイドにもそうそう滅多になれる訳ではないからね。
ま、確実にいい人にはなれって話だな~(あ、船酔い・・回復したかな~・・・と、しらじらしい)。
わはは。
と、早くも明日にはまた日常のある東京に。
日常があるから非日常も楽しめる訳で・・・
また精一杯生きよう。
そして37歳の誕生日を迎え入れる準備をしよう・・・。
紀子
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2010 01 14 [グルメ・クッキング音楽日記・コラム・つぶやき旅行・地域] | 固定リンク