April 17, 2010

加藤紀子、解散を届出ける。

いやいや。
本当に沢山の優しいお言葉、ありがとうございました。
ひとつひとつ、有り難く拝読させていただきました。
前回のブログにも書いたよう、色々と予期せぬ出来事が人生には起きたりしますが、
それらひとつづつを丁寧に捉え、自分なりに咀嚼し、頑張って進んで行きたいと思います。
そして頂いた多くのメッセージを大切に、また成長したいと思います。

そんな訳で、初めて経験した今回。
書かない方が美しいとは思うのですが、いつも自分に起きた事を書いているこのブログにおいて
これを書かないんじゃ、私じゃないな・・と思い、やっぱり・・書く。

区役所に行った当日は雨で。
本当は一人で行くつもりが、ちょっとした心配があり急遽会社チーフが参加してくれることになり。
「どこ係に出すんだろうね~」とか言いながら、辿り着いた先は戸籍係。

「この書類をお願いしたいんですが・・」と優しそうなお姉さんに手渡すと、
いくつかの訂正箇所を指摘されたりもしつつ、もぞもぞ書き直し。

こういう書類って今までドラマでも書いた事ないし、
プロの方に聞いた訳でもないし、本当に分からない。
なんかまどろっこしく固い律儀な書類。

それでもお姉さんは親切に、「大丈夫ですよ、こちらを二本線で決して頂いて・・」と
慣れた手つきでのご指導。

覚悟は出来てるつもりでも、やっぱりこういう手続きってどこか胸が痛い作業なので、
その痛みを忘れる事のないよう目に焼き付けて・・と一生懸命。

と、同時に名前の変更だかなんだかも必要と、別のカウンターに廻され、
そこではおじさん担当者に諸々口答での説明を受けるも・・・

ちょー早口。
2倍速ぐらいで私に話してますか?とめまいする程の早さ。

「えとえと・・ん?なんですか?」と冷静に聞き返したほど。

「こちらはですね、こっちの区役所、そしてこの作業はあっちの区役所・・」と、
手品で手際良くハトが出る代わりに区役所が出てくるんじゃ?と思う程の説明・・は、ちょー早口。

3分の1しか理解できない私の脳みそ。
もう・・今この作業するのは・・・やめる。


で、もう一度戸籍係に戻り、さっきとは違う担当の方(おばさん)に、後日改めてどのような手続きをすればいいのかと尋ねると、
「この手続きはですね!!今日名字を変えるんですよね!!加藤に戻すんですよね!!ねえ!!よお!!(よお!とは言わなかったけどそんな勢い)」と
なぜそんな大声でしかもキレられながら言われるんだ?と顔が赤くなるぐらいの大声早口説明。

・・・やめて・・・マジで。


「もう少し小さな声でお願い出来ませんか?」と背後を見ると、違う用事で来ている方々の視線がこちらに。


・・・ほんと、やだ。
残りの3分の2の脳みそがみんなの視線を理解した・・・感じ。

きっと役所の方々はきちんと対応して下さっているのだろうけど、
こちらは初めての経験。常日頃同じ作業をしてる方とはやっぱり理解のスピードが違うので、正直切なく。

人生できっと一度の経験が、こんなふうに怒られながら理解出来ないまま進められるなんて・・・。


「一緒に来てるのは、マネージャーかなんだだよ!!」と影で先の担当おばさんは言い放ち、
なんでそんな扱い、言われ方をされなきゃいかんのかな~と。


しかしながら気がつけば胸の苦しい作業だったはずが、
な~んか胸がイラっとして終わり、結果、悲しみの矛先が変わって良かったじゃ~ん・・みたいな出来事。
この経験もいつしか思い出になって、「いや~、あん時さ~、なんか区役所で大きな声で怒られながらさ~」なんて 笑って話をするんだろうけど(すでにもうそんなテンションで書いてる)、
出来れば「お疲れさまでしたね。これからまた、頑張ってくださいね!」とか言われたいってもんです、理想として。


しかしこれでもう、誰か近くの友達が同じような書類を出す日には、
上手にアドバイス出来る人になるってもんで。
困ってる方、頼ってね(とはいえ、そんな人はいないほうがいいに決まってる)。

でも・・・絶対的願望として・・・


役所の方々の早口、禁止!!!!!
ゆっくり丁寧に・・で・・・お願いします。


と、ぷは~。
またいつも通りのブログです。
ようやく外も晴れた。


紀子


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