加藤紀子 lecon de a.b.c.: 加藤紀子、祝日にふと、こんな気持ち

September 23, 2011

加藤紀子、祝日にふと、こんな気持ち

今日は祝日なのですね。
昨夜、ホフディランライブから帰ってきて、友達メールで初めて気がつきました。
だからあんなたっぷりメニューのライブだったんだね。
豊富すぎるメニューだったよ、本当に。
終わって楽屋に伺って、メンバー全員の前でうっかり「長かったー・・・」と第一の感想を述べてしまった程。

けどね。
全部好きな曲ばかりで楽しかった。
その上、15年間もメンバーが変わらない強さもはっきり。
温かいファンの人達の佇まいも素敵で。
羨ましいよね、本当に。
そういうふうにずっと音楽を続けている人達が観れるだけでも、幸せです。

と、ここ数日は毎日家に帰ってきて時間もあるのでこうして今、ブログを書けている訳ですが、
やっぱり文字を書くのは楽しい。
このブログなんかはお金を頂いて書いている訳でもなくただ好き勝手につらつら書けるので、
さらに楽しい。
どこのどなたがどんな時に読んで下さっているのか・・・
リアクションが見えないとはいえ、私の日常や考えている事をまるで日記のように残せるのも楽しい。
きっと興奮した状態はそのまま遠慮無く書いているだろうし（喜びの興奮や怒りの興奮まで）、
な～んも無い時はな～んもない形であれ、読んでくれている方へのみの敬意を表して（一応そんな配慮はあるんだよ、足りてないのも知ってるけど）
つらつら。

何度も「やめちゃおうか？」とかも考えたけど。
やっぱり自由に自分の気持ちを残せる場所はとっておきたいな・・と今までこうして。
さて、何年このブログはやっているんだろうなあ。

どうして今、こんな事を書きたいのか自分でも分からないけど、
私の人生において後悔だけはしたくないと思い続けて過ごしてきていて、
もっと自由に優しく（それは甘えともいう）進んで行こうとふと思ったのです。
震災があって原発の問題を目の当たりにして、自分一人じゃどうしようもない閉塞感を生まれて初めて知って、
そこで出来る事とやるべき事、寄り添う事、救い合う事、立ち向かう事、認める事・・・
今までより、強く生きる喜びと大変さを感じたのかな。

大変さは感じてないか、あはは。

その上、ここの所出会う人が本当に素敵で嬉しい人ばかりで、
今までなら恥ずかしかったり遠慮しちゃったりで距離を置きがちだったけど、
これからは甘えたりして、たくましく一歩進もうと思い始めました。
これが私の思う、自由に優しいこれからの人生という感じで。

音楽を聴く為にCDを買うのも同じ、コンサートに行くのも同じ、
地方にだって足を伸ばすのも同じ。
旅行に行くのも本を買うのも、美味しい豆腐を買うのも同じ。
友達と笑うのも同じ。
我慢とか頑張ってしない。

今週の台風の中、部屋でじっとしながら色々な想いが頭に浮かんで、
それはきっとこういう事を言葉として書きたかったんだな、私。
（老後の事を考えてたのは、こういう事も含む）

だから、もし、こんなふうなブログを期待してなかった方はこの回飛ばしてくださいね。
滅多に自分の内側の事書かないから、きっとまた今まで通りのブログになると思いますが、
たまにだけ、こんな日だって。

おまけ。