仲真史流 お食事マナー
今日のお昼の賄いはパスタです。
パスタというかスパゲティと言えば、初の海外での苦い想い出というかイイ経験。
目の前に出てきたパスタを僕はズルズルと、そしてスープもズルズルとさらにカフェオレもズルズルと。するとロンドン在住の知人のお姉さんが言いました。
『やっぱり、日本人だねえ~』
それを聞いた瞬間まったく意味が分かりませんでした。それがズルズルのことだとは!
それくらい普通にやってるんですよ、洋食に対してもズルズルを。僕だけじゃない、かなりの日本人はズルズルなはず。だって、あのヒデちゃんこと中山秀之も『うんま』と言いながらズルズルしてました愛ちゃんの横で。コーヒーに関しては男女問わず日本の成人68%くらいはズルズルといくでしょう。僕はチェックしてますから。レストラン行ってもカフェに行ってもカウントしてます。いつもアナタを見てます。
まあ洋食は音を立てて食べるのは失礼というかダメなわけなのが世界の常識なのですが、日本人は細長いものそして熱いものに関しては、どーしても反射的にズルズルといく、というかイキたい。だってそっちの方が旨いんだもん!という勝手な島国理論が我々の体の中には成立しているわけですよ。
ということで、ロンドン気触れの僕はもちろん即刻滞在中ズルズルを封印したのですが、実際、ズルズル禁止となるとなにか物足りなさが襲ってくる訳です。嗚呼、蕎麦やラーメンそしてお茶のようにズルズルしたい。なぁ外人さんよぉ、ほんとは洋食だってズルズルの方が美味しいんとちゃうん!!!?と叫ぶわけです(心の中で)。「ズルズル=所謂唇という物体が起こす激しい振動により液体と酸素が融合したその瞬間に産まれる'旨味'というものがここにはまるでなくなっているではないか!」と叫ぶわけです(心の中で)。
しかしそれもつかの間、意外とイケます。馴れるとイケます。美味しいものです。当たり前です。逆にズルズルじゃない方が美味い(かも)。見た目というか雰囲気もプラスされますしね。俺、マナーがなっている男、今カルボナーラを食べている、とか。だから逆に気になる訳です。周りでズズッズルとやってるのに出会うと。女子とかがズルズルしてたりしたら相当ひきますね、マナーがなっている男としては。オマエは庶民か?じいやに教えてもらわなかったのか?執事はいないのか?趣味は乗馬じゃないのか?車はロールス・ロイスじゃないのか?あの先に見える山までがウチの庭じゃないのか?幼なじみはソフィアコッポラじゃないのか!!!とか。これまでは気にもしなかったのに勝手なもんです。タバコ止めた後、タバコ吸っている彼女に、不良か?根性焼きか?チャンプロードか?幼妻か!!!と攻めたいのと一緒です。
-ESCALATOR RECORDS-仲真史
2007 03 26 [グルメ・クッキング, 日記・コラム・つぶやき] | 固定リンク


