原田郁子さんの追悼文
この番組は7月14日、
沖縄帰りのハラカミさんはスナックパインを手に、松江帰りのわたしはしじみせんべいを手に、
これからアメリカへ行くユザーンは大量の荷物とタブラを手に、汗だくでスタジオに集まり、
収録したものです。
突然の訃報をうけ、茫然としながら、
i-Radioのスタッフ、ハラカミさんのスタッフ、そしてユザーンと連絡をとりあい、
やっぱり予定通り更新しよう、と、みなで決めました。(すこし遅れてしまいましたが)
思い出されることはたくさんあります。
曲がかかってる間、「ユザーン、意外と緊張してるだろー」と言って、緊張をほぐしたり。
つっこんだり、笑ったり、ぼやいたり、煙草吸いにいったり。
ふたりの仲のよさに触れることができて、わたしはこの日、なんだか終始、うれしかった。
特にユザーンは、ハラカミさんのことが大好きなんだなー、ということがひしひしと伝わってきて、
微笑ましかった。
実際、ずっと笑ってました。
終わったあと
「今日は、たのしかったなぁ~。いつもこうは、いかないよなぁ~。」とぼんやり言ったハラカミさんの声が、今も耳に残っています。
細々とつづけてきた小さな番組に、ユザーンと遊びにきてくれて、ほんとうにありがとう。
ユーモア
毒舌
の奥にある
やさしさ
誰にも真似できない
孤高の音楽
への
ひたむきさ
に
敬意と
感謝と
愛をこめて
合掌
原田郁子
2011 08 05 [音楽芸能・アイドル日記・コラム・つぶやき] | 固定リンク |